次の買替えは8年後!? iPadの購入周期を振り返ってみた。

ここ数年、iPadの販売台数は、減り続けています。

例えば、アップルの第1四半期のiPadの販売指数をみて見ると…
（前年同期比）

2015年：18％減
2016年：25％減
2017年：22％減

と、明らかな減少傾向。
一方、iPhoneは…

2015年：46％増
2016年：横ばい
2017年：5％増

伸び率は鈍化しているものの、まだ成長はキープしています。

なぜ、iPadの販売は伸びないのか？

以前は、iPadも急成長していた時代がありました。タブレット端末を世の中に広め、急激に普及しました。
しかし、市場に一巡したあとは、販売は低迷。

その理由だと思うのが、メインマシンではない、ということ。
使う方によってそれぞれだとは思いますが、私の場合、やはりメインとなるのは、iPhoneとMac。
iPadは、その間を埋めるサブ的な存在です。

サブであるがゆえに、とりあえず使えればいい。最新のスペックを求める必要がない。
だから、買い替え周期が、どうしても長くなってしまうのではないでしょうか。

管理人の買い替え周期

管理人は、iPad購入歴はこんな感じです。

2010年4月：初代iPad
2011年4月：iPad 2
2013年10月：iPad Air
2017年6月：iPad Pro 10.5インチ（発送待ち）

ということで、ざっくり1年、2年、4年と買い替え周期が伸びています。
（途中、miniと12.9インチを購入していますが、あまり使う機会がなく、手放してます）
このペースで行くと、次は8年後かも…。

それぞれ、買い替え理由を考えて見ると、

2010年4月：初代iPad
　↓　大幅な薄型化、カメラの搭載、マグネット式カバー
2011年4月：iPad 2
　↓　超大幅な軽量化。Retina。（Retinaは、第3世代から搭載）
2013年10月：iPad Air
　↓　画面サイズの変更。iOS11での進化への期待
2017年6月：iPad Pro 10.5インチ（発送待ち）

という感じかな。
かなり大きな進化、目新しさがないと、買い替えに踏み切っていない気がします。

今回も、処理速度的には、それほど困っているわけではありません。どちらかというと、画面サイズの変更、また、120Hzのリフレッシュレートといった新しさに惹かれました。
iOS 11での進化への期待も大きいですが、正直、使いこなす自信はいまのところありません..。

iOS 11による進化で、買い替えサイクルは短くなる？

WWDCでデモされたように、iOS 11で、iPadは「驚異的な飛躍」を遂げる予定です。
マルチタスクや、アプリ間のドラッグ&ドロップ、ファイルの概念の対応など、さらにMacに近づくような新機能を搭載しています。
つまり、メインマシンになる素質を備えてきたわけです。

当然メインのマシンとなれば、処理速度も気になりますし、「ファイル」で、様々なデータを扱えるようになれば、ストレージの容量も足らなくなる。
買い替えの周期は、これまでよりも短くなるかもしれません。

Macとの競合か、Macへの架け橋か？

iPadが進化することによって、Macとの競合関係が発生する可能性はあります。
しかし、最近はスマホやタブレットは持っていても、パソコンは持っていない人も多いと聞きます。
ならば、iPadをきっかけに、Macという流れもあるのではないでしょうか。
iPhone、iPadからMacという流れがアップルの狙いなのかも。

また、もしMacがiPadに食われたとしても…

MacBook Air 13インチ256GB：118,800円
iPad Pro 12.9インチ256GB + スマートキーボード：116,600円

Mac（Airですが）とiPadの価格はほとんど変わりません。アップルにとっては、どちらが売れてもいいのかもしれませんね。