日経XTECHさんに、アップルがAirPowerの開発を中止、何があったのかという記事が掲載されていました。
記事では「AirPower」が開発中止になってしまった理由について、書かれています。
その理由として「置き場所自由+同時充電」の難しさがあったのことです。
AirPowerの紹介映像や会場デモでは、デバイスを無造作に置けることを強調していた。つまり、AirPowerでは充電場所を固定していないことになる。
この仕様が、開発を極めて難しいものにしていたようです。
確かに、どこにもでポンと置くだけで充電できれば便利ですが、そのためには、発表されていたようなデザインに収め、なおかつユーザーに受けられるようなコストで製品化することは困難だったのかもしれません。
ただ、充電位置がマット状の3箇所に固定だと不便か?と言われた、別に大したことはない気もします。
3箇所のうち、どの位置にどのデバイスを置いてもいい、というのであれば、それはそれで受け入れらたかもしれません。
数年前に、パナソニックとローソンが「レジロボ」という自動袋詰め装置をローソンの店舗で実証実験したことがありました。
その後、このレジが実用化されたという話は聞きませんが、先日、ユニクロに行ったら、今までのレジが全て撤去されて、自動レジになっていました。
カゴを所定の場所に置けば、すぐに商品が認識されて金額が表示されて、支払いができます。
そのあとは、自分で袋詰めします。
今まで、店員さんが袋詰めしてくれていたのを、自分でやらなければなりませんが、みなさん普通に利用しており、十分受け入れられているように感じました。
「自動袋詰め」も「置き場所自由」も、あれば便利なサービス、機能だと思いますが、なくても実害がないものなのかもしれません。
1つのマットでiPhoneも、Apple Watchも、AirPodsも充電でき、iPhoneで充電の進捗が確認できるだでも、十分に受けられたような気がします。
Appleが求めるレベルではなかったと言われれば、それは仕方のないことかもしれませんが..。
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