China Pressさんが、中国聯通:「APP Store」は導入せずという記事を掲載していました。
先日、アップルと3年契約し、iPhoneを中国で販売することを発表した中国聯通ですが、記事によると、App Storeは導入しないそうです。
しかし、アプリ販売をしなけではなく…
中国聯通はすでに、「網龍」という「App Store」に類似したオンラインアプリケーションストアを運営しており、今後は同サイトを流用すると見られる。
とのこと。(網龍というのを見てみたけど、どこがApp Store? なんだかよくわからん…。)
キャリア側の要求なのか、あるいは、中国という国でApp Store自体が認められないのか?よくわかりませんねぇ。
これが本当だとすると、アップルは巨大市場でのApp Storeの売上を捨てることになりますが、そこまでしてでも、アップルは中国でiPhoneを売りたかったということなんでしょうね。
他国では、強気でキャリアと交渉していると思われるアップルですが、中国は別格というところでしょうか。
でも、App Storeがないと、iPhoneの魅力は半減。日本で米iTunes Storeで買えるように、中国の人も、他国のStoreから買ったりしているのかな?
表題とは関係ありませんが、良い記事だったので
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0908/31/news026.html
中国聯通というキャリアは、中国政府が運営しています。
つまり、中国政府が「外国企業であるAppleには販売マージンを払わない。」と命じたということです。
DVDの特許使用料の支払いでごね、Bru-rayの特許使用料を支払うのを避けるために中国独自規格を決め、Wi-Fiの特許使用料の支払いを避けるために中国独自規格以外を使用禁止したりする国です。
だからチョンは嫌いです。
mr9000さん
情報ありがとうございます。あす、BCNの週間ランキングもあるので、合わせて記事にさせていただきます。
通りすがりさん
なるほどね、中国ってめんどくさいですね。
Txさん
チョンって何かな?
3G発売前から、ブログを拝見させていただいていますが、初カキコです。
網龍公式から、上記内容を否定するアナウンスが出てるらしいですね。
(8/11日付)
しゅん爺さん
いつも楽しく拝見しております。
中国版のiphoneはWi-Fi機能が取り除かれました。
かなり不評です。
海外で販売されていたiphoneも中国国内で大量に販売されていますので、中国版iphoneはどれほど売れるかは楽しみです。
通りすがりさん
中国聯通は民営企業です。国営企業ではありません。もちろん、中国政府に管理はされていますが、どっちかと言えば、KDDIみたいな感じです。
App Storeを禁止したのは、政府のコントロールが効かないからです。つまり、中国政府の基準を満たすアプリを販売すると、Appleにとって、何のメリットもないし、逆に、Appleに任せると、中国政府にとって望ましいのもが売られる可能性が高いからです。
典型的な例は各新聞社のアプリです。
また、Wi-Fiを無効にしたのも、特許の原因ではありません。
特許のライセンス費というのは生産者が支払うもので、販売者ではありません。iphoneの場合はAppleが支払っていますので、別に販売している業者が支払う必要がありません。ソフトバンクも払っていないと思いますよ。
中国の携帯電話の費用は日本よりかなり高いです。Wi-Fi機能が有効となっていますと、ユーザーは無線LAN環境で使うことなり、キャリアの儲けが少なくなるからです。ユーザーの利便性より、儲けが第一です。
また、中国政府はすべてのキャリアにユーザーの通信状況を監視するようにと指示していますので、Wi-Fiが有効となると、中国聯通は監視することができなくなり、問題となったときは、責任を問われかねないので、保身的な処置です。