総務省の要請で、この春から多くの通信会社が料金の見直しや、新プランを発表しています。
主要キャリアでは、ソフトバンクの新プラン「LINEMO」が3月17日から申込受付を開始。
「ahamo」「povo」も、来週から受付が開始されます。
主要キャリアのサブブランド「Y!mobile」「UQ mobile」、格安SIM各社も新プランを続々発表。
今まではあり得なかったお得なプランが続々登場しており、この春は通信会社の乗り換えを検討される方も多いと思いますので、各社新プラン(20GBまでの)の料金と、特徴をまとめてご紹介します。
目次
料金一覧
各社のデータ量別の料金の一覧です。
格安SIMは、主要なものをチョイスして掲載しました。
いずれも音声通話可能なSIMのプラン。料金は税別です。
(横にスクロールできます)
ブランド名 | 楽天モバイル | docomo | au | SoftBnank | Y!mobile | UQ mobile | ブランド名 | IIJmio | BIGLOBE モバイル | OCN モバイルONE | mineo | イオン モバイル | |
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プラン名 | Rakuten UN-LIMIT VI | ahamo | povo | LINEMO | シンプル S/M/L | くりこしプラン S/M/L | プラン名 | ギガプラン | 新料金プラン | 新価格 | マイピタ | 新料金プラン | |
5G対応 | ○ | ○ | 2021年夏 提供予定 | ○ | ○ | 2021年夏 提供予定 | 5G対応 | 6月から対応 | 未定 | 未定 | オプション 220円/月 | 未定 | 5G対応 |
特徴 | 通話無料。 20GB超は 2980円で データ無制限 | 5分以内の 国内通話 が無料。 iPhone11が 激安。 | 使い方に 合わせ オプションを 追加可能 | LINE利用は ギガフリー。 クリエイターズ スタンプが 使い放題。 | 家族割引が お得 | 学割が お得 | 特徴 | 2GB/780円は 業界最安 | 端末が実質0円 | 格安SIMの 中では速度に 定評あり | 3キャリア 対応 | 細かな データ量設定。 シニア向け 限定プラン あり。 | 特徴 |
0.5GB | 0.5GB | 930 | 0.5GB | ||||||||||
1GB | 0 | 1GB | 980 | 700 | 1180 | 980 | 1GB | ||||||
2GB | 2GB | 780 | 1080 | 2GB | |||||||||
3GB | 980 | 1480 | 3GB | 1200 | 900 | 1180 | 3GB | ||||||
4GB | 1980 | 4GB | 980 | 1280 | 4GB | ||||||||
5GB | 5GB | 1380 | 1380 | 5GB | |||||||||
6GB | 6GB | 1700 | 1200 | 1480 | 6GB | ||||||||
7GB | 7GB | 1580 | 7GB | ||||||||||
8GB | 8GB | 1380 | 1680 | 8GB | |||||||||
9GB | 9GB | 1780 | 9GB | ||||||||||
10GB | 10GB | 1600 | 1780 | 1880 | 10GB | ||||||||
12GB | 12GB | 3400 | 1980 | 12GB | |||||||||
14GB | 14GB | 2080 | 14GB | ||||||||||
15GB | 2480 | 15GB | 1680 | 15GB | |||||||||
18GB | 2980 | 18GB | 18GB | ||||||||||
20GB | 1980 | 2700 | 2480 | 2480 | 20GB | 1880 | 5200 | 1980 | 2180 | 20GB |
各社、これまでよりも安いプランを投入。
最安は、IIJmioの2GBで780円。今まででは考えられなかった料金です。
各社の特徴
あまり詳しくは触れられませんが、各社の特徴をざっとご紹介します。
楽天モバイル
他社に先駆けて激安プランを提供していた楽天モバイル。
3大キャリアの新プラン発表を受けて、さらにバージョンアップした「Rakuten UN-LIMIT VI」は、3段階料金で、データ量が少ない方でも使えるプランとなっています。
そして、1年無料キャンペーンも実施中。4月7日までとなっています。
ahamo
ドコモの新プラン「ahamo」は、ライバルの「povo」「LINEMO」に比べると少し高いですが、5分間の国内通話が無料。
プランの申し込みと一緒に「iPhone 11」が激安で購入できちゃいます。
povo
auの新プラン「povo」。
無料通話なし、20GB、2,480円とシンプルですが、使い方に合わせて、オプションをトッピングできます。
24時間データ使い放題が200円といった、個性的なオプションもあります。
LINEMO
SoftBnakの新プラン「LINEMO」。
価格は「povo」と同じ無料通話なし、20GB、2,480円ですが、
・LINEのトークやビデオ通話で使ったギガは、カウントしない「LINEギガフリー」
・クリエイターズスタンプ使い放題
といった、LINEブランドの優位性を活かしてきました。
これは、他社にとっては脅威かも..。
Y!mobile
ソフトバンクのサブブランド「Y!mobile」。
「LINEMO」の登場で、微妙な位置付けとなり、料金もちょっと高いのですが、家族割りを利用する2回線目以降は1,080円割引と、かなりお安くなります。
例えば、家族4人なら3GBの「シンプルS」で、一人当たり1,170円。
速度面では、格安SIMより優位ですので、お得感はありますね。
学割が適応できる方は、15GBの「シンプルM」も2回線目から900円に。
UQmobile
auのサブブランド「UQ mobile」。
こちらも微妙な位置付けですが、学割でお安くなります。
ただし、期間限定です。
IIJmio
格安SIMの老舗「IIJmio」。
2GB、780円は今回紹介する中では最安。おそらく全格安SIMの中でも最安級だと思います。
さらに、データ通信のみになりますが、eSIMプランは、2GB、400円で提供されます。
新プランは、4月1日開始ですが、先行エントリーで2,000円分のキャンペーンも開催中。
BIGLOBEモバイル
「BIGLOBEモバイル」は、料金は標準的ですが、端末が実質0円のモデルがあるなど、お得です。
また、光回線の「BIGLOBE光」が1年無料のキャンペーンも実施中。
OCN モバイル ONE
格安SIMの中では、通信速度が比較的安定している「OCN モバイル ONE」。
他社よりも遅れて発表となっただけあって、他社よりも安く設定されいました。
これまでと変わらない通信速度でこの価格なら、かなりお得感ありますね。
mineo
各種調査で、満足度の高い格安SIMとして評価されている「mineo」。
こちらも価格は新プランの中では標準的かな。
大手3キャリアのSIMが選べる特徴もありますが、SIMロック解除が簡単になってきており、その優位性は弱まってきているかも。
イオンモバイル
今回最も多くのプランを用意している「イオンモバイル」。
1GB刻みなので、最適なプランを選べます。
また、シニア向けには「やさしいプラン」を提供中。
まとめ
全体的に大幅に安くなったのは間違いないですが、20GBクラスプランでは、大手キャリアと格安SIMとの価格差は縮まったかもしれません。
今まで、ちょっと遅いけど安いから格安SIMを使っていた方も、大手の新プランと悩まれるかもしれません。
この春からは、プラン料金だけでなく、MNPなどの手数料の値下げや無料化をする通信会社も増えています。
乗り換えの敷居も下がりますので、実際に契約して試してみるのもいいかもしれませんね。
最後に、とりあえず、1年無料の「Rakuten UN-LIMIT V」は、2回線目にもいいので入っておきましょう。
1年無料キャンーペーンは4月7日まで。1年経過後も1GB以下なら無料です。
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