トリニティさんから発売中の骨伝導式ノイズキャンセリング搭載ヘッドセット「Jawbone ERA(イーラ)」のレビューその3です。(その1/その2/その3)
その4は、通話についてレビューします。
まずは、iPhoneとの接続から。
iPhoneのBluetoothをONにして、Jawboneも電源ON。Jawboneの骨伝導センサ周りがリング状に光り出し、ペアリングモードになります。
もしならない場合は、Jawbone本体を4回振ると、加速度センサが検知して、ペアリングモードになります。
「Jawbone ERA」がiPhoneに表示されたら、タップして接続完了です。
iPhoneと接続すると、画面の右上にヘッドセットのマークが表示され、バッテリ残量がわかります。小さなヘッドセット本体では、バッテリの分かり易い表示はなかなか難しいので、これはありがたい。
で、お次ぎはいよいよ通話品質。
「骨伝導式ノイズキャンセリング技術 NOISEASSASSIN 3.0搭載」とか「周りの環境音に合わせて自動的にスピーカー音量を調整するオートアジャスト機能」とか凄そうな機能がいろいろ搭載されていますが、話してるこっちにしたら、効果があるのかよくわからない。
ということで、嫁さんの協力を得て、通話品質を、他機種と比較してみました。
比較対象は、ロジテックさんのLBT-HPS01C2というモデル。特に目立った通話品質向上機能は持ってないので、これは差がでるかな。
私が自転車で走り回りながら、ヘッドセットを使用し、家に居る嫁さんと通話。2つのヘッドセットの感想を聞いてみました。
・明らかにJawboneの方が雑音(風切り音)が少なく、聞き取り易い。
・しかしJawboneも風切り音が顕著なときがある
・音量の差は特に感じにない
・骨伝導ということだが、普通の通話との差は特に感じない。
というような事でした。やはり雑音が減り、聞き取り易いというのが、一番印象に残った様です。
私の方も、相手の声はとてもクリアに聞こえました。
Jawboneでも風切り音がするのは、試した結果、首の向きによって起こるようです。おそらく、Jawboneの側面についたマイクが、風向き(自転車の進行方向)のに向いた時、マイクの穴にモロに風が入るのではないかと思われます。
LBT-HPS01C2は、先端にマイク穴があるので、常に風が入り易く、雑音が載り易いのかもしれません。
ということで、さすが通話品質は上々。自転車という厳しい条件でも、安心して使えそうです。
ただ、欲を言えば、音楽機能もちゃんと充実して欲しい。A2DPには対応しているので、音楽も聞く事はできますが、AVRCPには対応していないので、リモコン操作ができません。
価格的には安いLBT-HPS01C2でも、AVRCPは対応しているので、高級機なら是非対応して欲しいところです。
通話品質やデザイン、質感は納得のできるレベル。通話メインの使い方なら、良さが実感できる商品だと思います。
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