どうですか? Siri。まだまだ戯れな質問ばかりしていますが、そろそろ実用的に使ってあげたいところ。
Siriは、最初から万能ではありません。まだβ版というのもありますが、設定や、実際に使って育ててあげることで、さらに賢くなっていきます。
Siriの設定は、これだけで非常にシンプル。そんな中でも重要なのが、「自分の情報」。
標準アプリの「連絡先」の中から、自分の情報を選択して設定しますが、この中身が重要。
「自宅に電話」「妻の携帯にメール」「家に着いたら電話するようにリマインダー設定」など、「自宅(家)」「妻」といったキーワードは、連絡先の設定内容から認識されます。
また、メールや、電話を指示するときに、「勤務先」へ電話、や「携帯」へメール、というように、指示することがありますが、これも「連絡先」の設定が必要。自分以外の連絡先も、ちゃんと入力しておくことが必要です。
「連絡先」では、電話番号や、メールアドレス、住所だけでなく、「父」「子供」「友人」といった人間関係のラベルの設定も可能になっています。この辺りもしっかり設定することで、より自然にSiriを使えるようになりそうです。
逆に、Siriの質問に答えることで、「連絡先」に情報を追加することでもできます。
ここでは、「連絡先」の自分の情報に、「母」の設定を追加できました。
「連絡先」の充実で、Siriをもっと賢くできるし、Siriをもっと使うことで「連絡先」も作る挙げられていくのかも知れませんね。
まだまだ、至らないところもあるSIriですが、とにかく使い続けることが大切。それは、「連絡先」をより賢くするという意味もありますが、Siriのサービス全体の向上のためにもなります。
Siriはあなたが何をしなくても、すぐに使い始めることができます。さらに、使えば使うほど、あなたが言うことをより良く理解するようになります。これはアクセントなど、あなたの声の特徴をSiriが学習するためです。Siriは音声認識アルゴリズムを使って、理解できる地方語またはアクセントのうちの一つにあなたの声を分類します。Siriを使う人が増え、より多くの言語バリエーションにSiriが慣れていくと、地方語やアクセントの全体的な認識率が継続的に向上し、よりスムーズに機能するようになります。
みんなでSiriを鍛え上げていきましょう。
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