CNET Japanさんに、「iPad mini Retina」、タブレット3機種のディスプレイ調査で最下位という記事が掲載されていました。
記事では、ディスプレイの調査で知られるDisplayMate Technologiesが、iPad mini Retinaディスプレイモデルと、7インチのKindle Fire HDX、GoogleのNexus 7のディスプレイ画質に対する調査を行った結果が紹介されています。
この調査でAmazonとGoogleの製品はいずれも高いスコアを獲得したが、Appleのタブレットは「大きく水をあけられて第3位に終わった」という。
(中略)
Appleは、iPad mini with Retina displayにおけるIGZOテクノロジの採用について批判されている。DisplayMateはこの点について、「供給不足と品質の低さの双方」にAppleが苦しんでいると述べている。一方、Nexus 7は低温ポリシリコン液晶ディスプレイを搭載している。DisplayMateによると、低温ポリシリコン液晶ディスプレイ技術は、あらゆる評価尺度においてIGZOよりも優れていたという。
例えば、sRGB/Rec.709の色域(ディスプレイが表示できる色の範囲)の評価では、Kindle Fireと、Nexusが、100%網羅しているのに対して、iPad mini Retinaディスプレイモデルは、63%しか網羅できてきなかったそうです。
焼き付き問題以外では、画質が悪いといった話は聞いたことがなかったんですが、他社と比べると意外な結果でした。IGZOって、バッテリ消費は少ないってことで注目されてるけど、画質はいまいちなのかなぁ。
mini Retinaのディスプレイは、シャープ製とLG製があるらしいけど、それによっても結果は違いそうだけど、今回は、どっちでの結果なんだろう。
品質の低いものをブランドで高く売るからこそ、高い利益を得ることが出来るのです。自然な話ではありませんか。