録画したテレビ番組を持ち出して、iPhone、iPadで見られる「ポケットサーバー for iPhone/iPad」のレビューその2です。(その1)
今回は、HDDレコーダで録画した番組をポケットサーバーに転送、iPhoneで視聴まで。
まずは、iPhone,iPadの準備。無料の専用アプリ「ポケットサーバープレーヤー」をインストールします。
本体にSDカードを挿入。
HDDレコーダーにUSBで接続します。(機種によっては直接SDを入れるのかも?)
対応するレコーダは、パナソニック、ソニー、シャープの機種。詳しくは、対応表のご確認を。
うちのレコーダは、シャープのBD-HDW32。もう5年前のモデルですが、ギリギリ対応していましたが、ポケットサーバー本体のファームウェアのバージョンアップが必要でした。詳細はこちらです。
ここからは、レコーダの操作。
このレコーダでは、ポケットサーバーは「携帯電話」として振る舞うようです。
録画リストから、ポケットサーバーに持って行きたい番組を選択。
画質は4種類から選べます。
地デジの録画した番組でもHD画質では転送できません。SD画質になっちゃいます。
車内でアニメ見るくらいなら、これでもいいかな。
転送開始。しかし、これが長いっ!! 30分の番組の転送に40分くらいかかりました。沢山の番組を転送するなら、夜中にやった方が良さそうです。
時間のほとんどは、SD画質に変換している時間のようでした。5年前のモデルなので、新しいレコーダなら、もっと速いかも。
で、iPhoneで視聴。アプリ「ポケットサーバープレーヤー」を起動します。iPhoneとポケットサーバーは、Wi-Fi接続です。
動画の他にも、音楽や写真も保存可能。
アンパンマンを見てみます。
まぁ、それなりの画質です。ワンセグと比べたら、かなり奇麗かな。
iPhoneでテレビや録画番組を視聴する方法もいろいろと選択肢が増えています。それぞれ特徴がありますが、ポケットサーバーの特徴は、普段録画しているレコーダから、簡単に(私のレコーダでは、かなり時間はかかるが…)番組を転送できるとことかな。また、デジタル放送を一度変換しているためか、Bluetoothで音声を出力できます。(普通、地デジをiPhone/iPadで視聴するグッズでは、Bluetoothで音声出力できません)
ライバルとしては、同じようなポケットサイズで、地デジチューナー内蔵、HD録画できる「ポケットフルセグ 録画対応テレビチューナー」(レビュー)かな。
こちらは、HD録画できるのですが、内蔵アンテナで受信するので、予約録画時には、アンテナを伸ばして、窓際に置いたりする必要があるのが面倒。また、HDはデータが大きく、64GBでも8時間しか録れません。しかもメディアが割高なMicroSDというのも難点。
画質をとるか、手軽さをとるか、お好みでどうぞ。
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