7月1日、一斉に値上げされたApple製品。
円安の影響で、10〜30%程度値上げされました。
値上げは、Apple製品の売れ行きにどのような影響を与えたのか?
BCNの売れ筋ランキングで確認してみたいと思います。
ランキングの集計期間は「6月27日~年7月3日」と「7月4日~7月10日」で比較。
7月1日の値上げ後も、数日は旧価格で買えたところもあるので、その駆け込み需要を含めた「6月27日~年7月3日」と、実際に値上げ価格となった「7月4日~7月10日」の比較としました。
スマートフォン
まずは、スマートフォンのランキング。
左が、6月27日~年7月3日、右が値上げ後の7月4日~7月10日の集計分です。
トップ10は、ほぼiPhoneで埋まっており、それほど大きな影響はなさそう。
キャリアで販売されるiPhoneの値上げは、この時点では始まっていなかったで影響は大きくなかったのかも。
トップ50まで見ても、iPhoneのランクイン数は30モデルから32モデルに増加しています。
ただ、平均順位は16位から19位にダウン。
ヘッドホン・イヤホン
続いては、ヘッドホン・イヤホンのランキング。
元々Appleがトップ4を独占する無双状態でしたが、値上げ後はソニーが4位に入りました。
それでも、大きな影響はなさそうです。
タブレット端末
最後は、タブレット端末のランキング。
ここが影響が一番大きいかもしれません。
値上げ前は、トップ10中9モデルを占めていたiPadですが、値上げ後は6モデルに。
トップ50まで見ると、iPadのランクイン数は22モデルから20モデルに減少。
平均順位も20から24位にダウンしています。
まとめ
ランキングで見ると、iPadの影響はあったようですが、iPhone、AirPodsへの影響はまだそれほどないようです。
一度Apple製品を使い始めると、なかなか他社へ乗り換えるのは難しいので、急には影響はでないのかもしれません。
ただ、今回の値上げで買い替え周期は確実に長くなると思います。
7月に入ってからも、さらに円安が進んでいるので、また値上げなんてことにならないといいんですが..。
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