昨日のスペシャルイベントで発表されたのは、新型iPad Proだけではありません。
まず、最初に発表されたのは、新型「MacBook Air」でした。
発売された当初は、20万円を超える高級機だった「MacBook Air」でしたが、最近ではMacBookの中では最安モデルとなり、10万円を切るモデルもありました。ディスプレイ周りも他のモデルに比べると、チープな印象のつくりでしたが、フルモデルチェンジで生まれ変わりました。
新型「MacBook Air」の登場で、その存在が危うくなったのが、無印の「MacBook」。いままでは、Airよりも上位モデルでしたが、新Airには、Touch IDなど無印にない要素も。
ということで、今回は、「MacBook」、「MacBook Air」、さらには「MacBook Pro」の13インチモデルを比較してみたいと思います。
比較表
まずは比較表で、主要なスペックなどを比べてから、細かく見ていきたいと思います。
(ストレージは、256GBで統一。複数のCPU、メモリ容量の設定のある機種は、価格帯の近いモデル(14〜16万円台)で比較しました。)
MacBook (2017) | MacBook Air (2018) | MacBook Pro (2018) 13インチ (Touch Bar非搭載モデル) |
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外観 | |||
CPU | 第7世代 1.2GHzデュアルコアIntel Core m3プロセッサ (Turbo Boost使用時最大3.0GHz) | 第8世代 1.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz) | 第7世代 2.3GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ (Turbo Boost使用時最大3.6GHz) |
グラフィックス | Intel HD Graphics 615 | Intel UHD Graphics 617 | Intel Iris Plus Graphics 640 |
メモリ | 8GB 1,866MHz LPDDR3メモリ (最大16GB) | 8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ (最大16GB) | 8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ (最大16GB) |
ストレージ | 256GB SSD (オンボードのため拡張不可。512GBモデルあり) | 256GB SSD (最大1.5TB) | 256GB SSD (最大1TB) |
ディスプレイ | 12インチ Retinaディスプレイ 2,304 x 1,440ピクセル226ppi | 13インチ Retinaディスプレイ 2,560 x 1,600ピクセル 227ppi | 13.3インチ Retinaディスプレイ 2,560 x 1,600ピクセル 227ppi |
拡張性 | USB-Cポート:1 3.5mmヘッドフォンジャック:1 | Thunderbolt 3(USB-C):2 3.5mmヘッドフォンジャック:1 | Thunderbolt 3(USB-C):2 3.5mmヘッドフォンジャック:1 |
カメラ | 480p FaceTimeカメラ | 720p FaceTime HDカメラ | 720p FaceTime HDカメラ |
Touch ID | 非搭載 | 搭載 | 非搭載 |
バッテリ駆動時間 (ワイヤレスインターネット閲覧) | 最大10時間 | 最大12時間 | 最大10時間 |
サイズ | 高さ:0.35〜1.31 cm 幅:28.05 cm 奥行き:19.65 cm | 高さ:0.41~1.56 cm 幅:30.41 cm 奥行き:21.24 cm | 高さ:1.49 cm 幅:30.41 cm 奥行き:21.24 cm |
重量 | 0.92 kg | 1.25 kg | 1.37 kg |
電源アダプタ仕様 | 30W USB-C電源アダプタ | 30W USB-C電源アダプタ | 61W USB-C電源アダプタ |
価格(税別) | 142,800円 | 156,800円 | 164,800円 |
カラー | スペースグレイ シルバー ゴールド | スペースグレイ シルバー ゴールド | スペースグレイ シルバー |
処理能力
CPUのスペックは、無印、Air、Proの順で上がっています。
無印は唯一「Core m3」ですし、それなりに、明確にスペック差がつけられている印象ですね。
メモリ、ストレージ
今回は、ストレージは、256GBに統一しての比較。
メモリも、同じ価格帯のモデルで比べると、同じ8GBでした。
ディスプレイ
今回の新型Airの大きな変化点であるRetina化により、スペックの差はあまりなくなりました。
ディスプレイの周りもブラックで統一なり、左右のベセルよりも、上下のベゼルの方が広いというのも、3機種共通です。
拡張性
新型Airも、ついにUSB-Cになりました。Proと同じ、2ポート。
無印のみ、USB-Cポートが1つの、割り切り仕様になっています。充電してると何も繋げなくなります。
サイズ、重量
イベントでは、新型Airの軽さが強調されていましたが、無印に比べると、全然重いんですね。
厚さも、最厚部は、Proより厚くなっています。意外。
まとめ
ストレージ256GBで、近い価格帯で比較すると、3機種でちゃんと住み分けされているようですね。
価格も、CPU性能も、無印、Air、Proの順で並んでいます。
重さはその逆の順。
いままでは、AirがRetina化やUSB-C搭載をしていないかった為に、無印との関係性が微妙だったのが、今回のモデルチェンジで、ちゃんとスペックが整理された感じです。
新型Airは最新モデルなので、同価格帯で、唯一Touch ID搭載というアドバンテージがありますが、無印とProについても、次回のアップデートでは、対応されるのではないでしょうか。
MacBookはこう選ぶべし
軽さを追求するなら「MacBook」。
スペックなら「MacBook Pro」。
どちらもそこそこ欲しいなら、「MacBook Air」。
という選び方になりそうですね。
あと、とにかく価格で選ぶなら、販売が継続されている「非Retina MacBook Air」(98,800円)という選択肢も残されています。
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量販店では、ポイントがつくところもあり、お得です。
Apple Storeならこちらもお忘れなく。(新製品は一部対象外の場合もあります。)
いつも良い情報ありがとうございます!
iMac Pro、MacBook Pro使ってます。
Thunderbolt3ポートからアダプター使ってAppleスーパードライブ接続出来ません。
ジーニアスに確認してもらってます。
現在調査中です。新品のスーパードライブです。
追伸!
OS Mojaveです。アダプターはAppleです。
元々マルチアダプターは使えないそうです。