iPhone X/8/8 Plusでは、USB Power Deliveryによる高速充電に対応しています。
わずか30分で空から50%まで充電できるとのこと。実際に試してみました。
準備
高速充電に必要なものは、この2つ。
- Apple USB-C – Lightning ケーブル
- USB Power Delivery (USB-PD) に対応する電源アダプタ
ケーブルは、今のところ他社製品はなく、純正品のこのケーブル一択です。(長さは、1mと2mがある)
一方、電源アダプタは、純正以外でもPower Deliveryに対応していればOKです。
Apple USB-C – Lightning ケーブル
こちらが、Apple USB-C – Lightning ケーブル。
片方は、USB-C、もう片方はLightningになっています。
USB Power Delivery対応の電源アダプタは、必ずUSB-Cになっていますので、このケーブルが必要です。
Amazonなどで探せば、USB-C⇔Lightningのケーブルは売っていますが「Power Delivery」に対応しているものはありませんので、これ一択です。
【追記】非純正のケーブルが登場しました。
USB-PD対応 電源アダプタ
USB-PD対応であれば何でもいいですが、今回はMacBook Proに付属の61W USB-C電源アダプタを使用します。
Apple純正のUSB PD対応アダプタは、29W/61W/87Wの3種類がありますが、容量が大きくても、充電スピードにほとんど変わりはないそうです。
充電開始
充電開始です。
USB-Cに対応した「USB電圧・電流チェッカー」も接続しています。
開始直後、5V、2.37Aとなっています。
15分後
残量は26%に。順調です。
電圧が9Vに上昇し、出力は約15Wに。
30分後
公約通りの50%に到達です。
121分後
50%に到達した後は、充電速度が落ちるようです。(バッテリに負荷をかけないため?)
0から100%には、121分かかりました。
「30分で最大50%まで高速充電」に偽りはありませんでした。
うっかり充電してなくて…、なんて時には、かなり役に立つと思います。
純正ケーブルは高いし、USB-PD対応の電源アダプタも、純正以外でもまだまだ高いし、コンパクトな物が無いのが残念ですが、いざという時にはあってもいいと思います。
どちらも、今後スタンダートになっていくものだと思いますし。
iPhone X/8/8 Plusには、ワイヤレス充電もありますので、今後比較した記事も書いてみたいと思います。
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