MacBookの代わりになるのか? ブログの投稿について検証した結果は「無理」でしたが、今度はiPadとしての実力を見ていきたいと思います。頼む!! ただ、でかいだけではない、ってところを見せてくれ!!
今回は、そのディスプレイサイズで圧倒的に有利そうな電子雑誌の閲覧をチェック。
どうせなら、先日発売のiPad Pro特集が組まれている「Mac Fan」でチェック。
いつもなら、
Newsstandか、Kindleで購入してみますが、そうえいえば、電子雑誌読み放題のサービスがあったなぁ..。ということで「dマガジン」を使ってみました。そっちの詳細は後日。
本当のMac Fanと比較しても、ほとんど変わらないサイズ。さすがiPad Proですね。
iPad Airとの比較。思ったほどの差ではないかな…。
縦表示ならそのままでも読めますね。ただ、大きい画面だと、文字の不鮮明さを感じます。ディスプレイはRetinaだけど、データの解像度が追いついてないのかな。
iPad Airとの比較すると、やはり読みやすい。
ただ、実際に読むときって、デバイスごとに目との距離を調整していて、そこまで差は感じない。
iPad Proは横にしても、iPad Airとほぼ遜色ない文字サイズで読めます。
本誌では、見開きページの実物大iPad Proも、iPad Airサイズくらいには表示できます。
目一杯拡大すれば、このサイズ。これなら、目の悪い方でも読めるでしょう。
ということで、当然ながら画面の大きいiPad Proは、大きく表示すること関しては、iPad Air以上でした。
写真の差ほど、実際の快適さはないかもしれません。なぜなら、手に持って読む場合、iPad Proの重さは結構厳しいです。
横表示で見開きできるのは便利ですが、もし片手で持つと…
これは無理。絶対これは両手です。
軽いiPad Airは、持つのが楽で、その分、多少持ち上げて目にも近い位置で見ることができます。となると、大きい表示のiPad Proとの見え方の差は埋まってきます。
持ち運ばずに、家でテーブルに置いて、何かつまみながら読むとかなら、iPad Proの方がよさそう。シチュエーション次第ですね。それなら、Macでも…という手もありますが、雑誌については、ピンチ操作の方が快適な気がします。
ということで、雑誌を読むことについても、私にとってはiPad Proが特別に便利というわけではありませんでした。
いや、悪いマシンじゃないのよ。でも、私の使い方には、どうもフィットしない…。例えばMac Proだって、うちにはフィットしない訳だし、全てアップル製品が、自分に最適なわけないんだよなぁ。
iPad Proのもっとも有効な活用シーンって何なんでしょうね。
今までのiPadのつもりでいろんな使い方をしてみるもののどれも今までの使い方ではしっくりこないんですよね~^_^;;
Apple製品でこんなに使い方に悩んだ機種はなかったですね。
僕の場合、iPad Proの購入の目的の一つはまさに読書用でした。で、結果は大正解です。
というのも、僕の場合業務で使用する専門書が20数冊あるのですが、これが紙だとA4サイズ2段組みのレイアウトにあっており、電子書籍だとiPad Air2でも実用に耐えない(2段組みで字が小さく、私が老眼入ってるせいもあり、いちいち拡大表示しないと無理)のです。でも、Proだと画面サイズが実物大なので実に快適に紐解くことができます。
20数冊の専門書籍は金額にして20万円以上、重さにして20kg以上あります。これが720gのタブレットに、「スッポリそのままのサイズ」で収まって持ち運びできるのですから、私にとっては現時点で最高のソリューションとなりました。
iPad Proが使える/使えないというのは人それぞれですが、一つのシチュエーションとして、「大きめサイズの専門書やリファレンスの持ち運びに苦労して売るならiPad Pro」というのはアリだと思います。