バッテリーが膨張し、起動不能になってしまった、12年前の初代iPod nanoを復活させるべく、バッテリー交換に挑戦中です。
膨張したバッテリを外す。
それでは、今回は、旧バッテリを外すところから。
バッテリから、赤、白、黒の3本の線が出ており、これが回路基盤に繋がっています。
これを、はんだごてで、はんだを溶かして、外します。
溶かして、引っ張るだけなので、簡単に外れました。
新旧バッテリを比べると、旧は2倍くらいに膨れていました。
そして、新バッテリの取り付け。
回路基板には、小さな穴が空いており、そこに線の先端を突っ込んで、はんだ付けします。
なんとか、付きましたが、あまりハンダを盛れない(周りの超小さい部品についちゃいそうで…)ので、ちょっと強度が不安。
でも、とりあえずこれで、バッテリはつながっているので、起動するか確認します。
無事起動したが…
起動しました!! 復活です!!
が!!、操作しようとしても、全くクリックホイールが反応しません!!
長年、膨らんだバッテリに押されるような状態だったので、その影響?
とりあえず、基板との接続が問題ないか確認するため、基板の固定ネジを外します。
このフラットケーブルで、接続されているようですが、特に問題なさそう。
ちょうどバッテリが収まる位置にあるシルバーな部分が、クイックホイールの裏面。
内側から押したり、外側から押したりしても、全く状況は変わらず…。
中央のボタンと、メニューボタンの長押しで、リセットの操作はできたので、ホイールが死んでいるわけではなさそうなのですが。
結局、どうしようもなく、このまま、裏蓋を閉じるしかなかったです。
ということで、バッテリ交換には成功しましたが、復活はならず。
画面は点くのに、操作はできないという、もどかしい状態となってしまいました。
もしかして、交換用のバッテリが売っていたんだから、クリックホイールの部品も売ってる? と、あとで思って調べてみましたが、第5世代用はあったのですが、さすがに初代はなかったです。
今回は、残念でしたが、他にも起動しないnanoがあるので、また復活に挑戦したいです。
コメントを残す